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「あなたの食卓は これからの食糧安保と自給率」

prius1.jpg2004年8月14日 NHK教育テレビ 23:30〜

日本の食糧自給率はカロリーベースで40%と言われています。1999年に策定した「食糧・農業・農村基本法」では食糧自給率を10年後に45%となるよう目標設定しましたが、改善の兆しは見えていません。

世界の食の安全面でもBSE問題や鳥インフルエンザの影響など、日本に影響を及ぼすものも少なくなく、改めて国民に食糧安保の重要性が問われています。また、農作物の海外依存に対する疑問も出されています。自給率が減りつづけ、農業が縮小すると農業地域の崩壊も進みます。国際分業が進む世界ですが、農業に於いてはどこまでを国際分業として諸外国に頼るのかという問題も出ています。こうした中で、「食糧安保とは何か」というNHK番組制作のため、ドイツ・スイスでの農業政策事例をリサーチからコーディネーションまでさせて頂きました。このロケが7月16日NHK大阪ホールで行われるフォーラムで海外の事例として取り上げられました。

<ロケしたドイツの村>
ドイツ南西部フライブルク市郊外の アイヒシュテッテン 村(人口約3100人、標高198-520m)2002年度「持続ある村づくり」受賞エコ農業の中心といわれ、100haの有機農業地(ワイン、野菜、果物)を持っています。ドイツの代表的な組織であるBioland連盟の活動の最初の集まりがここで開かれました。野菜祭り、ワイン祭りなど多くのイベントも含めて農業村としての住民意識の啓蒙をはかり、社会福祉政策などにも力を入れるなどバランスのよい生活の質づくりに励んでいます。有機栽培に使われる種にも力を入れており、基金として「種のガーデン」も設立しています。ここでは村長のインタビュー、有機農家取材、村の社会福祉などの取材をコーディネートました。

感想:村長の持つ、長期的な村の活性化、住民の意思を尊重、サポートしていく形を取っていることや、そのポリシーの確実さに大変感銘を受けました。徹底した有機農業にかける情熱や熱意がさわやかに感じられ、有機野菜も味あわせて頂きましたが大変美味しく、現在毎週そこまで野菜を買いに行くなどお付き合いが続いています。

<ロケしたスイスの村>
イタリアに近いスイス東南、グラウビュンデン州ラインヴァルト地域ヒンターライン村(人口102人、標高1625m)厳しい条件の山岳地域での農業活動の中で隣村のヌーフェネン村と共同で、伝統的な生活スタイルを保ちながら有機的な酪農業、チーズ生産を行っています。スイスは美しい景観を持つ永世中立国として食糧安保に対する意識が高く、食料の自給自足へ向けて政策をとっています。安定した食料供給、農村地域の過疎化防止などを掲げて、国の直接補償が認められています。ここでは村の有機牛乳について、生産から有機チーズになり販売するまでのルートを取材しました。また放牧に携わる方々のインタビューなどの他に、都市の食を考えるために有機製品などを扱っているスーパーなどの取材もコーディネートしました。